シリコンバレーの人達のように頭がよくなれればいいよなぁ~。せめて爪の垢でも!!
と思い、手に取って積読状態だった話題の新刊「Head Strong シリコンバレー式 頭がよくなる全技術」(デイブ・アスプリー著/ダイヤモンド社)を移動中~待機中の時間を使って読破したのですが・・・・
なんと、
カビとは関係ない教養本として購入したにもかかわらず、途中から「カビ」「カビ」「カビ」・・・
挙句の果てに、
カビのせいで「IQ」が15ポイント下がる!の見出しまで!!!
また、
カビによる不調が「精神病」と誤解されている
とも書かれていたのです!!!
本書の中では、「頭のもやもや感、認知障害、疲労、関節痛、吐き気、体重増、慢性副鼻腔炎、喘息など。」もカビ毒であるマイコトキシンによる症状の現れであり、集中力の低下や感情のコントロールができず自分を嫌ったりすることもカビの曝露によるものだと紹介されています。
そして、実際に、今の進んだ分析・研究機器によってカビの毒がどれほどのダメージを加えているかを裏付ける証拠があるにも拘わらず、お医者さんは医学部でカビについて学ばず、患者さんの症状とカビを結びつけることができず、まったくの身体的な病気(カビによって引き起こされた症状)なのに、たびたび「精神病」として片付けられ、誤診され、治療されている患者さんが多いことについても記載されていました。
分かってもらえない辛さ・・
確かに私たちが実際に日々お話をさせていただくお客様にも、同じような経験をお持ちの方が多くいらっしゃり、やっぱり同じようにお医者様から「原因不明」の不定愁訴として扱われ、
お薬をいただいていても効かず、周りにもご理解いただけず、逆に悪化して辛い思いをされた経験をお話くださる方がいらっしゃいます。
そもそも、その症状の原因がカビなのですから、カビを取り除くか、カビのない空間にいるようにするかのどちらかしか、改善できないのでしょうが、なかなかカビが原因の不調というところに行きつくことが難しく、【もしかしたらカビが原因かも?】と思っても、空間中の目に見えないカビ(胞子)について「カビ対策をする」ことにお金をかける決断はなかなか勇気がいることだった。と。
それでも、私たちが「同じような経験(痛み・不快な症状など)を訴えておられた方がカビ対策後に症状が消えた、軽快した事例がある」ことをお話し、
予備検査の結果と併せてカビ対策が有効かもしれないとお伝えすることで、「(カビ対策)してみます!」とご決断をしてくださった方のほとんどが、
「ウソみたい!!全然違う!」とか「空気が変わった!」とか「症状がでなくなってゆっくり眠れるようになった!」「発疹が収まった!」などとおっしゃってくださいますし、また、このような症状の変化もさることながら、ようやくご自身の不調の原因がカビであった判明し、対策も分かったことで安心できたことが心底嬉しい、とおっしゃってくださいます。
だから、もし、喘息のような呼吸器系の症状やひどいアレルギーのような症状ではなくても、
今、何かもやもやして気分がすぐれない、頭がすっきりしない、なんだか重だるい・・記憶力の低下、集中力の低下を感じる、なんとなくチクチクしていたい・・というような症状があって、病院に行っても「特に原因が見当たらない」と言われて不安になっておられる場合は、もしかしたら、慢性炎症性反応症候群(CIRS)の可能性もあるため、カビを疑ってみてはどうでしょうか?
カビに対する遺伝的感受性がある人達の割合
同書によると(アメリカの本ですので、アメリカ人口ということになりますが)、全人口の28%の人がカビに対して遺伝的感受性があると記載がありました。日本人であれば少し割合は変わる可能性がありますが、大きく異なることはないと思います。
ということは、約3人に一人はカビによってなんらかの違和感や不快症状を起こしていてもおかしくないということです。
実際に、カビにさらされた脳は偏桃体が損傷を受けているという脳スキャン結果もでているようです。
英語に強い方は、ぜひ、著者のデイブさんが同様の思いで苦しんでおられる方のために制作したカビによる被害に関するドキュメンタリー映画を見てみてください。
そういうことだったのか・・と気分が晴れるかもしれません。
MOLDY:https://moldymovie.com/screening_watchnow
私たちもこの科学的に裏付けされた本に出会えたことで、「私たちのお客様の改善事例が科学的にも症状改善効果がある有意義なことであった」と自信を持つことができました。
ですから、
気のせいかな?自分がへんなのかな?と抱え込まず、相談してみてください。
カビから身を守るための9つのステップ
この本では、自分自身の体の声に耳を傾けて、以下のステップととることがカビ毒から身を守るのに助けになるだろう・・・として、以下の9つのステップも紹介されています。
カビを避けるためにできること
1. 「水害にあった建物」を避ける
2. 「水漏れ」を防ぎ、見つけ、直す
3. 引っ越す前に「半日」そこで過ごす
4. 「適切な換気」を確保する
5. 「プロ」に検査してもらう
6. カビを「適切に除去」する
7. 「食事」を解毒する
8.「サプリメント」で解毒する
9.「カンジタ」の解毒をする
(HEAD STRONGシリコンバレー式頭がよくなる全技術 デイブ・アスプリー著 栗原百代訳 ダイヤモンド社より引用)
この6の説明文に
「有毒カビを不適切に除去すると、胞子が空気中に飛散してしまう。~中略~カビへの曝露でちょっとした症状が生じたが、家の修復作業を始めたら具合がとても悪くなったという話はよく聞く。」とあるのですが、確かに、リフォーム後に一気に体調が悪くなった・・という話はよく聞きます。
また、実際にハウスクリーニングやカビ対策をした後に一気に悪くなったという話も多く耳にします。
MISTグループでは、この「不適切な除去」や作業による「カビの汚染の拡大」を防ぐために、
各種測定器を使用したカビの原因の特定と改善
カビ検査による現在のカビ繁殖範囲と汚染範囲(カビ除去作業が必要な範囲)の特定
カビの除去(菌糸の殺菌)のみならず、飛散したり物に付着してしまっているカビ胞子の除菌
カビ検査による空間菌量の改善効果の確認
環境維持のためのアフターフォロー
を行っておりますので、不適切な除去のリスクはほとんどないのでご安心いただければと思いますが、
症状改善のためにカビ対策を行う場合は、十分に気を付けてくださいね。
何かご心配なことがあれば、いつでもお気軽にご相談ください!