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カビ予防のために、換気のとき、お風呂のドアはどのくらい開けるのがいいの?大検証!

2017年早々あたたかかったお正月から一転、大寒波到来の今日この頃、寒暖差やはやり病で体調をくずしていらっしゃいませんか?

くれぐれもご自愛くださいね。

 

 

さて、乾燥するこの時期、カビの繁殖が感じられにくいので、ご相談やご依頼の数も落ち着くシーズンではありますが、それでも油断ならないのが、お風呂場!!

 

寒くなってきたので、普段はシャワーだけでもOKという皆様でも、さすがに湯船にゆったりとつかって温まる方も多いのではないでしょうか?

 

 

湯船にお湯をはって蓋をあけっぱなしにしておいたりすると、当然のことながら、かなりの水分量がお風呂場内にたまります。

 

換気をしないといつまでも浴室内には水滴がいっぱい!

 

ということで、この時期でもカビの被害に悩まされるのがお風呂場、そしてその近くにある脱衣所・・・

 

年中カビの被害のご相談をいただく箇所でございます。

 

 

お風呂場の換気、カビ対策のためには本当はどうしたらよいの?

 

お風呂場や洗面所のカビ取りにご訪問させていただいた際に、よく聞かれるのが「お風呂場の換気方法について」

 

窓とドアが対面方向にあって、脱衣所のドアや廊下のドアもあければ、家の中に湿度がこもることなくびゅんと風が通り抜けて、あっという間にしっかり換気ができてしまう、というようなお宅は全く心配ご無用で、

 

外気→脱衣所→お風呂場→窓で湿気た空気を完全に外にだしてしまえばよいのですが、

 

それ以外の構造のお宅の場合(お風呂場に窓があっても、風が抜けないので換気扇が頼りの場合や窓のないユニットバスのようなお風呂場の場合)については、どうしても上のような場合よりは時間がかかってしまいます。

 

いろんなタイプのお風呂場や間取りの中、できるだけ早く湿度を下げることを目的とした場合、私たちがどこをポイントにアドバイスさせていただくのが最もよいのか改めて考えてみようと思い、

 

まず、現状では、皆さんがどうされておられるのかと、まずはお風呂場のドアと換気方法について情報を集めてみたところ、

 

1. お風呂場のドアをしめて換気扇を回す

 

2. お風呂場のドアを全開にして換気扇を回す

 

3. お風呂場のドアを少しだけ開けて換気扇を回す

 

 

大別すると、おおむね上の3種類の換気方法が紹介されていました。

 

(窓がある場合は、これに窓の開閉も加わるので、次回以降にまとめてご報告いたすことにします)

 

これに加え、脱衣所(洗面所)のドアの開け方などについても言及されているものもありました。

 

1.を推奨される方のご意見としては、お風呂場のドアをあけると家の中に湿気がはいってきて逆にカビが心配なので、お風呂場のドアは開けない。というものもあり、これも状況を考えると、一理ある。と納得。

また、お風呂のドアの下の換気口(少し空気が通るようになっているところ)から空気を吸い込んで効率よく換気できるので、窓もドアも開けてはいけない、というプロのご意見もあり。これも大いに納得。

 

2.を推奨される方のご意見としては、とにかくお風呂場をまずは喚起したいので、がっつり開けて中の湿気た空気を外に出したい、というお気持ちが働いているようで、それももちろん理解できる。

 

3.を推奨される方のご意見としては、大きく開けるより小さく開けた方が空気の流入速度があがるので、効率的に換気ができる、とのこと。これも理論上アリなので納得。

 

 

そもそも換気で湿度を下げるためには

 

換気は流入と排出が大事で、ユニットバスでは、排出のほうは換気扇が行ってくれると考えると、流入の空気の量やスピードをどのように確保、最適にするかというところが重要になってきます。

 

排気量が換気扇の運転性能によって決まるとすると、それに見合った吸気量と速度を実現できる状態を作ればよいはずなのですが、

 

ちょうどよい吸気量と速度になるドアの解放状態がわからないから上のようにいろんな意見が出るわけですよね

 

だって、そのままじっと見ててもわからないし^^

 

というわけで、なんとか見えるようにしてみよう!ということで大検証開始!

 

 

吸気の可視化実験:ドアの隙間と吸気状況

 

『吸気の状態を見る!大検証』にまず選んだのは、お線香の煙!!

 

よくTVコマーシャルで車の周りなどを煙がひゅーってなっているのを見ますよね!あれです!

あれをイメージしてやってみました。

 

2の広い隙間の場合

 

3.の隙間が狭い場合

 


 

 

・・・・・

 

実験者としては、3が斜めに吸い込まれてる感じがあるのですが・・・画像上わかりにくいっ!!!

 

 

というわけで、煙の代わりに、小さくしたティッシュペーパーを使って再挑戦!

 

 

まずは、1.のドアを閉めた状態で換気した場合

 

先ほど上で説明したように、吸気の場所はドアの下部の例の隙間!

 

ということで、隙間にティッシュをあてて・・・・・

 

 

換気扇スイッチON!

 


 

吸い込まれた!!!


それもかなりの勢いで!

 

 

では、2番のドア全開で換気の場合に挑戦!

 

 

換気扇運転前後とも、ティッシュペーパーの位置はほとんど変わらず・・・・・・・

 

 

気を取り直して、

3番のドアの隙間を3cmほど開けて・・・

 

換気扇ON!

 

 

 

おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!

 

1と同じように吸い込まれました。

 

この状態で、ドアの隙間を10cmほど開けた場合は、

 

 

吸い込まれる感じが減り、時々ひらひらっと動く程度になってしまいました。

 

 

ここまでのまとめ:吸い込まれる流れについての検証結果

 

以上の結果から、

 

2.については、

 

吸気量は十分すぎるほど確保できるかもしれませんが、排気に向かう空気の流れの速さ(勢い)が足りず、お風呂場から洗面所に漏れ出てくる湿気のほうが多く、洗面所に悪影響を及ぼすのではないかと考えられました。

 

1については、

 

流れの方向からすると、ドアの下から換気扇のある天井まで下から上への流れができるため、お風呂場内の湿気た空気を滞る場所なく排出してくれそうな感じでした。

 

また、3については、

 

3cm程度隙間を開けた時は、換気扇からの排気に対し、ドア下の換気口からと3cmぐらいのドアの隙間からの吸気だったわけですが、ティッシュの状態から、我が家のお風呂場ではドア下の換気口と開けた隙間のどちらも勢いのある吸気であったことから、吸気量および速さともに満足いく状態で、最もはやい換気ができていた可能性があります。

 

ただ、10cm程度開けてしまった場合は、吸気の勢いがなくなってしまいましたので、もしかしたら、2の全開に近い状態で、吸い込む量よりも洗面所に漏れ出ている方が多く洗面所のカビ繁殖リスクを高めている可能性も考えられました。

 

 

そこで・・・

 

今度は実際に、湿度変化を測定してみることに!


 

 

大検証パート2:お風呂のドアの開け方と湿度の変化大検証

 

さて、ここまでのおさらいです。

 

1. お風呂場のドアをしめて換気扇を回す

 

2. お風呂場のドアを全開にして換気扇を回す

 

3. お風呂場のドアを少しだけ開けて換気扇を回す

 

上の3パターンの中で、我が家のお風呂場の換気扇のMAXパワーの排気量に対し、吸気の量と速さを一番満足していそうな状態は3のパターンでしかも「少しだけ開ける」のは3cm程度でよく、次によさそうだったのは1.のパターン。で、2については、洗面所に漏れ出ている湿気が多くなりそう・・・という結果でした。

 

では実際どうなのかということで、デジタル温度・湿度計くん(TD-8316 エンペックス 気象計社製)を使って各パターンの湿度変化を測定してみました!

 

 

測定にあたっては、開始条件を可能な限りそろえるために、

測定開始前の5分間 40度のシャワーをMAXで出しっぱなしにし、室内の湿度をHi(85%)にしました

 


 

ちなみに測定開始前の洗面所およびお風呂場の室温・湿度は、16℃-20% でした。

 

また、とりあえず洗面所のドアは閉めた状態(ドア下の隙間あり/洗面所の換気扇-停止)で実験をスタートしてみました。

 

さて、実際の測定では、上の1~3のパターンに加え、

比較のために、

0. 換気をまったくせずにドアを閉めっぱなしでおいといた場合

 

についても湿度変化を測定してみました。

 

 

(実験開始時のお風呂場内はこんな感じで湯気もっくもくで鏡も真っ白でした)

 

さて、お楽しみの結果発表です!

 

 

横軸が時間、縦軸が相対湿度です。

注意 ※相対湿度が40分あたりから上昇しているように見えるのは、換気によって室温が下がったことで見かけ上の相対湿度があがったためで、実際の絶対湿度(お風呂場にある水分量と考えてください)は減っています。

絶対湿度に変換したグラフにしてもよかったのですが、見て直感的にわかりにくいので、なじみある相対湿度の%のままにしてあります。ご了承くださいっ!!)

 

小難しいことはいったん置いといて、グラフを見ると・・・・

 

– 換気しないと1時間経っても湿度70%以上の状態であり、カビの繁殖にはもってこいの状態であること

(・・なのでカビを繁殖させたい場合以外はやるべきではありません)

 

– 換気を開始すると、湿度は下がること(当たり前のことですが、やっぱり変化が目に見えると嬉しい)

 

– 意外と最初の30分ぐらいまでで一気に換気されてしまうこと

 

そしてさらによく見ると、意外なことに!?

 

 

– 最初の5分だけ見ると、ドア全開(紫色の〇)が一番、お風呂場の湿度を下げていました

 

 

しかぁし!!


やはり洗面所に異変が!!

 

 

予想通り、2の全開は、お風呂場の湿気が一気に広くて湿度が低かった洗面所に流れ込んだために湿度が下がっただけで、この状態がしばらく続くことに・・・(この実験の最中、洗面所の換気もせず、ドアも開けていないので)

 

これでは、洗面所がカビにやられてしまっても仕方がありません。

 

お風呂場は用途と構造上、洗い流しやすく、お掃除がしやすくなっていますが、洗面所の壁はそうはいきません。一度カビが生えてしまったら、除去するのがとても大変・・

 

というわけで

 

2の、お風呂場のドア全開で換気扇・でも洗面所は閉めたまま・・

 

はお勧めしない方法ということになります。

 

次に1か3かということで比較すると、

 

1時間経過後の落ち着き具合は両方変わらないように見えますが、

 

カビを防ぐために、『いかに早く湿気た空気を排出して湿度をできるだけ下げるか!』ということを主眼にしてこのグラフを見た場合、

 

 

3番の「隙間を少し+ドアの換気口」の換気を使った水色の〇のほうが一気に湿度をさげていることがわかります。

 

ティッシュの結果からの予測があたっていたようです!!!!!!

 

 

ちなみに、この1番と3番では、洗面所の鏡がくもったり、湯気が見えたりすることはありませんでした。

 

 

 

でも、この3の水色の結果より、もっとすごい記録!?を出したい!!!!


 

という欲にかられた実験者は、一番よい結果だった3の条件に加え、洗面所のドアを全開にしてみました!

 

この結果を追加したグラフがこちらです↓↓

 

 

4のオレンジ色の結果を見てください。

 

これまでのどのパターンより最も早く、最も湿度を下げることに成功しています!

 

この日の実験条件下では、なんと最初の5分以内でカビの繁殖がしにくいとされる湿度50%以下まで落としており、30分ぐらいまでには、すでに目で見てわかるほど、お風呂場内の壁面も鏡も水滴がなくなり、乾燥していました。

 

 

冬場の湿度が低い日の実験であったとはいえ、驚異的な換気っぷりを見せてもらいました。

 

 

まとめ:カビを防ぐためにお風呂のドアはどのくらい開けるのがいいのか

 

これまでの結果から、

 

『湿気をお風呂場から外にもらしてカビのリスクを外に広げず、かつお風呂場の湿度をできるだけ早く下げる換気方法』としては、

 

- 下から上への効率のよい流れを起こせるお風呂場ドア下部の換気口からの吸気は十分に活用できる状態を保ち、

 

- 換気扇からの排気量にみあった吸気量と吸気スピードが確保できるドアの解放状態を見極め、

 

- さらに洗面所(脱衣所)など隣接する場所の換気も十分確保する

 

ことが重要であると考えられます。

 

 

基本的なことですが、

 

換気扇の汚れ具合やドア下の換気口が埃でつまっていたりすると、換気がうまく行えません。

 

お風呂のカビ取り作業というめんどくさくて大変な作業は最小限にとどめられるよう、簡単にできる、換気扇のチェック(フィルター掃除)やドア下の換気口の埃取りなどをこまめに行って、お風呂上がりの換気をきちんと意識することで、楽々でいつも気持ちの良いお風呂管理をしましょう~!!!

 

 

皆様もよかったら、簡単ですので、ご自宅のお風呂の換気状態を、ティッシュで調べてみて、一番ご自宅にあった換気方法をみつけてみてくださいね。

 

 

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