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カビ対策にお掃除機能つきエアコンを買うべきか?!

日中は室内でも熱中症の心配をしなくてはならず、夜は夜で早くも熱帯夜が報告されるなど、エアコンなしの生活が考えられない今日この頃ですね。

TVCMでも、エアコンの宣伝をよく見かけます。

最新のエアコンは、昔のものと比較して「省エネ」になっているのですが、すでに省エネ性能は各社差がつかなくなってきているため、

今の製品の差別化ポイントとしては、

・いかに快適な空間にできるか(人感センサー機能)

・いかに清潔に保てるか(空気清浄機能・内部洗浄機能)

になってきていると感じています。

 

 

いわゆるなんらかの「お掃除機能」については、早いものだとすでに10年以上前からついているモデルもあり、

2018年の現時点では各社の多くの製品に導入されており、かなりのお宅でも実際に稼働しているのですが、

その機能とはうらはらに、内部は埃だらけカビだらけ・・・という残念な結果も多く見てきました。

 

結局、自動お掃除機能に甘えてさらに何も手をかけない人が増えてしまったことで、逆にひどい状況になってしまっているケースが増えてしまった感があるぐらいです。

 

お掃除機能強化版エアコン

効果は疑わしいところが多かったとはいえ、お掃除機能のような付加価値がついているものはやっぱり人気モデルのようで、各社継続してお掃除機能付きモデルの新型を続々と発表してきています。

発売当初はいわゆる「フィルター部分」のお掃除機能がついたものが主流でしたが、時代は進んで、素人ではお掃除がむずかしい熱交換器部分での汚れや菌の繁殖まで予防、対応できるようんな上位モデルが開発されてきました。

2017年末あたりに新たに発売されたモデルには、空気清浄機能や汚れ落とし、除菌機能が実装されて販売されはじめました。

 

具体的には、熱交換器部分の汚れを凍結して洗浄をしてくれる日立の白くまくんXシリーズや、熱交換器を高温加熱することで除菌するとしている富士通ゼネラルのノクリアXシリーズなど、新しい機構で内部を清潔に保つものがでています。

 

各社の資料をみると、いずれも、原理的には納得の機構!! 

 

この機種が皆さんのご家庭に導入されるようになったら、私達のエアコンクリーニングの仕事はなくなってしまうのか!!??

 

お掃除機能付きエアコンですべて解決するのか?

各社の資料はどれも魅力的で、リビングなど14畳程度の広さがあって家族が集うところに是非使って、温度調整はもちろんのこと、清潔な空気を【手間なく】供給し、家族を快適に守りつづけたい、と思うのは人情。

もちろんですが、私も欲しい。

 

しかし、金額が・・・・高い!!!

 

リビング使用モデルあたりで、1台25万円前後・・・!?(2018/7/7の日経新聞の掲載データを参考にしました。モデルによっては実際には15-6万円で購入可能なものもあるようです)

いわゆる普通のシンプルなお掃除機能なしのエアコンが5-6万円程度でも入手できてしまうことを考えると数倍以上!!

倍の金額を支払っても効果があるものなら、もちろん買いですが・・・・?

 

お掃除機能付きエアコンは本当にお掃除不要か?

昨年末にでたモデルの稼働実績が短く、これから数年間、本当にカビが発生しないのか、熱交換器は綺麗なままなのかは正直不明ではありますが、

エアコン洗浄を多く請け負っている弊社の所感ですと、フィルター部(これは通常のモデルだと素人でも取り外せて手でも洗える)や熱交換器表面はきれいでも、奥のシロッコファンと言われる風を送る部分やその背面パネル、また、送風の吹き出し口、結露水(洗浄水もたまるのだと思いますが)などがたまるドレンパン部に多くの埃やカビがあり、いずれも、室内に送り出される送風に直接関係する箇所であるため、結局、エアコンがカビ胞子拡散マシンになってしまっているケースが多くみられるため、

これらのお掃除機能で、「フィルター・熱交換器以外の送風に関係する箇所にも埃やカビはつかないのか?」というところが論点になってきます。

もちろん、シンプルなエアコンと比べて、同じように放置していても埃のたまり方やカビの繁殖の抑制にはなると思います^^

 

しかし、今の機構的には、最終的な風の出口であるファン、送風口のところまできれいにできる、ことはないと考えます。

それを踏まえた上で、費用対効果として、どうかを考えて購入を検討していただければと思います。

 

費用対効果と手間について

エアコン本体が仮に10年の耐用年数と考えて、お掃除機能付きエアコンも数年に一度プロによるエアコン洗浄が必要と仮定して考えてみましょう。

シンプルなエアコンを分解せずに洗浄する(取り付けたままで洗浄する)頻度として、仮に2年ごとと想定し、お掃除機能付きエアコンは3年に1度と考えてみましょう。

すると、10年でシンプルエアコンは5回。お掃除機能付きエアコンは3回。

回数だけ見ると、お掃除機能付きエアコンが少なく、得をしているように見えますよね^^

でも、実際は、エアコン洗浄をプロに頼む場合、お掃除機能付きエアコンとシンプルなエアコンでは価格が違うので、

そこまで計算に入れてみましょう。

シンプルなエアコンの洗浄:12,000円/一台

フィルターお掃除機能付きエアコン洗浄:22,000円/一台

(大手クリーニング業者さん価格を参考にしました。実際はもっと安く洗浄してくださる業者さんもありますが、お掃除機能付きエアコンは洗浄にいろいろと手間がかかるので、1万円ほど高いのが常です)

とすると、シンプルなエアコンは5回で60,000円。お掃除機能付きエアコンは3回で66,000円!! 

 

結局、お掃除機能付きエアコンのほうが洗浄代も高くなってしまう結果に・・

 

※フィルター清掃機能付きというお掃除機能としては比較的シンプルなものでこの値段なので、今のいろいろと装置や機能がついているエアコンはこれ以上に価格が高くなることが容易に想像できます。

 

なんとか、プロにいらうする洗浄頻度を3年に一度が4年に一度・・ぐらいまで伸びたらシンプルエアコンのトータル洗浄コストと並ぶかもしれませんが、洗浄がとても大変で価格がかなり上がりそうなので、ここは微妙なところですね。

 

というわけで、コスト的な面からはあまりお得ではないのかもしれません^^;

 

でも、やっぱり、エアコン内でカビの繁殖が抑えられて、綺麗な空気をだしてくれるのはとても魅力的なことには間違いありません。

 

高価な上位機種でなければエアコンのカビは防げないの?

では、シンプルなエアコンをどう使えば、少しでも上位機種に近い条件で運転、使用できるのか考えてみましょう。

そもそもエアコン内のカビは埃という餌と結露した水によって繁殖します。

ですので、この両方をできるだけ断つことがとても重要です。

今の高機能エアコンは、この「餌を断つ(埃をとる)」ことと「水を断って乾かす(さらには高熱で菌を殺す)」ことを自動で、私たちの代わりにやってくれていることにほかなりません。

ですから、高機能エアコンを買わないという選択をした場合は、この手間を自力でなんとかするしかないのです。

 

エアコンは室内の空気を吸い込んで吐き出すので、まず、埃の侵入を防ぐことは不可能です。ですから、本体への埃の侵入を可能な限りすくなくするための外部フィルターが販売されていたり、また、本体内部のフィルターもとりはずしが容易で、清掃しやすくなっているのです。

まず、フィルターを定期的にチェック・清掃して、エアコン内部に埃がたくさん舞い込む、また、フィルター部でカビが繁殖したりして、エアコン内部に汚染を拡大しないように注意をすることが大切です。

本体内部に埃が入ってしまったものについては、仕方がないので、プロの洗浄に頼ることにして、

あとは、水を断つことですね。

 

エアコンを使ったら水がでてきますが、この水がエアコン本体の中に残ってしまうとカビに水を与えて活発にしてしまいます。

とはいえ、冷房を使うと必ず水がでます。(エアコン内部の熱交換器で冷やされた空気の湿気が結露としてでたものです)

 

浴室などは水分を残さないように、タオルで水けをふき取ってください。などとアドバイスしますが、

さすがにエアコン内部に日々手をつっこんで冷房運転後に乾かすわけにはいきません。

 

浴室はタオルで拭かない場合はどうして水分をとばしているでしょうか?

換気ですよね^^

というわけで、エアコンも換気してあげれば、乾くんです。

 

エアコンの換気??ってどうするの?

扇風機でもあてて乾かすの?

 

と??になってしまうかもしれませんが、いたってシンプル。

 

送風モードで運転すること。

です。

 

送風モードだと、熱交換しないので、中を単純に風が通り抜けて換気する状態になります。

ですから、冷房を使ったあとは、スイッチをオフにするのではなくて、送風モードでタイマーをかけて運転するとエアコンは乾いてくれるのでカビが繁殖できず、カビのない状態を長持ちさせることができます。

 

今のエアコンには冷房オフすると、自動でしばらく送風がかかるものもありますよね。

 

これを手動でやって安く上げる。というのも一つです。

 

綺麗な空気が必要なら、シンプルなエアコンに室内に空気清浄機を設置して同時に稼働させるのもよいかもしれません。

 

置く場所が困るのであれば、エアコンに空気清浄機能がついているほうが楽ですが、もし場所があるのであれば空気清浄機を使ってもよいと思います。

空気清浄機が単体で別の部屋で使えることもあるので、それはそれで便利なこともあると思います。

 

まとめ

以上、お掃除機能付きエアコンについてまとめてみました。

個人的には、とっても新しい物好きですし、こうした新しい機能を開発されておられる技術者の方や企業様のご苦労は重々承知いたしたしており、敬意をこめて是非購入したいのですが、

さすがに毎年のようにでる新モデルをいつも購入するわけにはいかない懐事情があるため、同じ気持ちの方もいらっしゃると思い、今日のブログを書いてみました。

そんな考えもあるのだなと思い、エアコン選定やメンテナンスの参考にしていただければ幸いです。

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