カビ菌検査・カビ取り・カビ対策の業者なら、カビバスターズ®のオールワンにおまかせ!

換気扇による換気のはなし~十分に換気できていますか?~

昨晩の関東地方の大雪のため、少し早めに帰宅して、

夜はご家族ご友人などとお鍋でほっこりとされた方もいらしたのではないでしょうか?

 

さて、ここで問題です!

お料理で1時間ほどお鍋に火をかけていると、どのくらいの水の量が室内に水蒸気となって出て行っているかご存知ですか?

おおよそですが、1.5L程度は出てると言われています

(よく考えれば、1時間もずっとぐつぐつしていたら、お鍋のだしがなくなってきて、だし汁を1Lぐらい追加しますよね)

 

この水分がお部屋の空気や結露にどのくらいの影響があるか、ちょっと計算してみますね。

 

 

いろんなお部屋のパターンが想定されるため、ここでは、仮に8畳のお部屋で鍋を囲んでいた場合を考えてみます。

 

【仮定】20℃のお部屋で4人で鍋を囲んで2時間ほどワイワイやっていると考えます。

 

まず、20℃のお部屋の空気が許容できる水分量を計算してみます。

20℃の飽和水蒸気量は17.2g/㎥ですので、8畳(3.64m×3.64m×2.4mと想定)の空間だと、

3.64×3.64×2.4×17.2=546.94g≒547gの水分しか含むことができません。

それに対して、鍋が出す水分量1.5L/h=1500g/時間と想定し、2時間だと1500×2=3000g

また、人からでる水分(呼吸や汗等)がありますので、4人がその部屋にいるだけで、4人から出た水分も空間に放出されます。

1時間1人あたり、35(安静時)~65(事務作業等時)g程度の水分を放出すると言われていますので、

ここでは仮に50g/1時間・1人と想定すると、2時間4人で、50×4×2=400g!(結構すごい)

 

・・・(疲れました)

 

さて、ええと、でた水分量の合計は、

鍋3,000g+人400g=3,400g

20℃の8畳一間に含むことができる水分量は最大547g

ということは、その差:3,400-547=2,853g

 

 

なんと、2.8L近くの水分量が余ってる(=水としてその辺にいる)ことに!!!!

これだけの水が余っていれば、窓ガラスやメガネが暖かいのに曇っているのも(結露しているのも)がっつり頷けます。はい。

 

せっかくなので、さらに怖いことに、このまま万が一4人が換気もせずに寝てしまい、朝を迎えた時を考えてみましょう。

 

室温はぐんとさがり、仮に5℃になったとしましょう。

 

夜ごはんが22時に終了したとして、朝起きたのが7時とすると、4人からでた水分量は(安静時なので少し減らして1時間あたり40gとしましょう)

40×4人×9時間=1440g

昨晩の食事の際の水分量(3400g)を足すと、4840gに上昇。

一方、5℃の飽和水蒸気量は6.79g/㎥ですので、

3.64×3.64×2.4×6.79=215.92≒216g

ということは、余った水分量は

4840-216=4,624gに!

なんと4L以上もの水が結露として窓や壁や床や・・にぶちまけられた状態になることに!!!!!

 

 

 

と、これはあくまでも、完全密閉された狭い?空間で無換気の状態で過ごした状態の仮定での計算であるため、実際にはここまでひどくなることはありません。

 

しかぁし!!

気密性が高い最近の住宅で、ほとんど換気がなされない状態のまま朝まで過ごしたとすると、数L分の水が結露としてどこかを濡らしている可能性があるという事実は変わりません。

 

かびにとって結露の水分はとてもありがたいため、カビ繁殖からご自宅を守る上で結露がすごくヤヴァイのは、これまで何度も書いてきましたし、皆様も重々承知のことと思います。

 

この状態を解決するには、そう、「換気」しかありません!!

 

しかし、がっつり窓をあけてお鍋をするのは辛い・・・

そんなときのためにあるのが換気扇!^^

というわけで、

換気扇をONにし、キッチンの換気扇(レンジフード)のガンガンの風切り音に安心しながら朝起きてみると・・

やっぱり、結露している!!!!!

 

ちょっとぉ~、換気扇吸わないし、壊れてるんじゃないの???

 

とお怒りをお感じになられたことがある皆様ももしかしたら少なからずいらっしゃるのでは?

私たちのところにも「換気扇をずっとつけてても結露しちゃって、カビるんですけど。これって換気扇が悪いんですかね?」というご相談も多々あるぐらいですから。

 

そもそも換気扇とは・・

 

なんだかよくわからないけど、換気扇というぐらいだから、動かしていれば換気してくれているものだ!と思いがちな換気扇ですが、

 

実は、換気というのは、吸気口と排気口があって、空気の入れ替えができる状態で行えるものなので、

 

吸気口が閉じられていたり、詰まっていたりしたら、そもそも換気扇はその換気扇の能力に見合った換気ができていないのです。

 

ですから、吸気口が閉じていたら、お台所でお料理中やレンジフードを回しているつもりでも、音は立派にしていても、結局、ほとんど換気できていないという結果になっているのです。

 

 

 

え?マジで!?

でも、吸気口って何よ? そんなのうちにあったかしら??

 

(多くの皆さまのお宅には)

あると思います!

 

こんな丸いのとか、四角いのとか・・

 

リビングの壁とか奥の和室の壁とかについていないですか?

結露が問題になるお宅でよくみられるのが、

換気扇は動かしている、

けれども・・・

この給気口をあえて閉じている

(だって冷気が入ってきて寒いし・・・)

もしくは、

給気口を家具でふさいでしまっている

(特に意味はないと思って・・・)

または、

がびっしり詰まっていて吸えない

(お掃除が大変だし・・)

 

 

というわけで、結果として十分な吸気量がとれていないがために、換気が思ったほどできておらず結露が続く状態になり、それが原因でカビの繁殖を招いてしまっているのです。

 

もちろん、マンションの北側など、構造上の問題でどうしても結露しやすいところはあると思いますが、

家中全体の窓が朝起きた時にはぐっしょり・・・という状態は明らかに家の中の水分量が多すぎで換気不足の状態といえます。

もう一度、おさらいすると、

 

換気扇は動いているだけではだめ。

換気するためには、吸気と排気が必要。

きちんと家の中の湿気た空気を外に排気するためには、十分な吸気量を確保する必要がある。

 

夏は湿度があがると不快指数があがり、気持ち悪くて仕方がないのですが、実は冬は湿度があがるほど快適に感じるため、より室内に湿度をためやすい状況になっており、換気不足に陥りやすい季節でもあります。

 

いろんな暖房器具を使うことがある冬は、室内の一酸化炭素濃度や二酸化炭素濃度も変わりがちです。

インフルエンザにかかった方が室内にいて、咳をすれば、インフルエンザウイルスは数時間、室内を漂っているというデータもあります。(怖)

換気不足は結露を招いてカビやダニの繁殖を引き起こすだけでなく、シックハウス症候群やアレルギー、また、インフルエンザなどがうつりやすい環境にあるということをよくよく念頭に置いて、意識的に換気を行っていただきたいと思います!

ご自宅で結露が気になる場合は、ご自宅の給気口がどこでどのような状態かを早速ご確認いただき、吸気状態を調整できるようにしておくこと、また、お料理やお風呂上りなどでかなりの水分量がおうちの中にあると思われるときは、短時間でもいいので、窓をあけて空気を入れ替える、などに挑戦するようにしてみてください。

 

どうしても給気口からの冷気がいやな場合は・・・

どうしても換気時の冷気がつらい場合は、こんな対策もあるようです。

-同時吸排気型のレンジフードを使う

-温度感知式の自動開閉給気口にかえる

(こんな商品がありました!:室内吸気口 – 日本サーモスタット株式会社)

 

 

実際に、ご自宅の温度・湿度変化を調べてみたい!

十分換気できていて、湿度を下げれているか知りたい!

そんなご希望がございましたら、ご相談ください。

長期間記録をとって分析いたします!

 

ご相談はこちらへ^^

お問い合わせ・お見積りはこちら